一番普及する次世代ハード

それは、日本で売れなくて山積みのXBOX360ではない。
テレビの前でリモコンを振り回すWiiでもない。
PS3なわけない。

パソコンじゃない?
パソコンだろ。
だって、みんな持ってる。いまどきパソコンのない家庭のほうが珍しいぐらい。
Wiiのリモコン機能を除けば、すべての次世代機能がついてる。いまどきネットワークにつながってないパソコンのほうがめずらしいぐらい。
ただし問題がある。敷居の高さ。それはきっとあまりに高い。
でもそれをのりこえれば、きっと出費0で手に入る。そう、買い替えの時期を狙って親を説得すればいい。
家電量販店に行き、パソコンコーナーに向かう親。
「うーん、そうだなぁ、せっかく買うんだし、いいのを買おう」
intel celeron内臓の、32インチなのに解像度1280*768しかない高反射液晶搭載TVパソコンを眺める親。値段は30万をゆうに越える。地デジをHDで楽しめない*1からこの低解像度。そんなもんに30万なんざ払う価値など到底ない。家にプラズマや液晶TVがあるならわざわざそんなものを買う必要はない。別に買ったほうがよっぽどいい。
「ノートもいいなぁ」
と薄型ノートを手にとる親。だいたい家のなかで持ち運ぶ需要など皆無だ。
「これかっこいいよなー」
Macを手に取る親。最早論外。Macはわかってる人むけです。
だいたい、高い。メーカー製は、サポートやマニュアルが充実してるとはいえ高すぎる。そんなんで5万10万損するならパソコンに詳しいお隣さんにステーキをおごる方がよっぽどいい。
そこで、BTOの出番となる。親にスペックを説明しながら、同じぐらいならどのぐらい安くなるかを見せる。このときこっそりメモリを増設したり、グラボを変更することをわすれてはいけない。それでも数万は安くなる。
かくして、おそらく2年はもつであろうスペックのパソコンが手に入る。出費は0。というより浮いたぐらいだ。浮いたお金でWiiも買えて一石二鳥ではないか。

何これ?誰むけ?

*1:と思う